去年の夏に原宿に行ってきました。
田舎から鈍行電車で2時間44分かけて行ったのですが、電車内はすごく混んでいました。
(電車に乗っていた時間は約2時間)
田舎だし、通学・通勤時間から少しずれてるから大丈夫だろうと余裕でいたのですが、混んでました…。
娘も私も電車に乗るのは約6年ぶり。
正直電車に馴れていません。
娘は6年前に電車に乗ったことを、あまり覚えてもいませんでしたし…。
この状況に娘も顔が引きつっていたのですが、自分が原宿に行きたいと言い出したので耐えていました。
私も約2時間立ちっぱなしで頑張ろうと覚悟を決めたとき、自分の心の汚さが嫌になる出来事がありました。
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自分の心の汚さが嫌になる出来事
家族3人でドア付近に立っていました。
私も夫も車は一人一台の地域にずっと住んでいますので、電車に馴れていません。
もちろん娘も。
揺れになんとか耐え立っていたのですが…
「お子さん、座らなくて大丈夫ですか?」と突然声をかけられました。
20歳前後と思われる大学生風の男の人に。
すごく驚きました。
ですが席を譲ってもらうわけにはいきません!!
「いえ、大丈夫です。座ってください。すいません、ありがとうございます」と言って断りました。
娘は小学4年生、普通体系の健康体。
当日もいたって普通の健康状態。
この娘を席を譲ってもらってまで座らせる気はありません!!
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丁寧に断るのは難しい
せっかくの厚意を無にしてしまったし、もしかしたら勇気を出して声をかけてくれたのかもしれない、断られて恥ずかしいと思われても申し訳ないので、「すいません、ありがとうございます」と言ったのですが、相手の気分を害さずに丁寧に断るのも難しいですね…。
まさか娘に席を譲ってもらえるとは思いませんでした。
こんなに優しい人がいるなんて思いもしませんでした。
たぶん20歳前後の男の人。
こういう人が席を譲ってくれるなんて…。
みんな誰しも座りたいと思っているのに…。
自分の心の汚さが嫌になりました。
男の人のほうが優しい?
実は帰りの電車でも同じことがあったのです。
帰りも20歳前半と思われる男の人。
「娘さん、座りますか?」と声をかけられました。
もちろんお礼を言って断ったのですが、あまりの優しさに疲れが一気に吹き飛びました。
さらに実は、娘に席を譲られたのは今回が初めてではないのです。
娘が2~3歳の頃、電車が大好きだったので、たまに電車に乗っていたのです。
(電車に乗るのが目的。乗車時間は15分くらい)
5~6回電車に娘と乗ったことがあるのですが、実はそのたびに席を譲ってくれる人がいたのです。
譲ってくれたのは全員男の人。
男の人のほうが優しいのかな…。
最後に…
他人を助ける。
これって私には非常に難しいこと。
「もし断られたら恥ずかしいな」これが心の底にあるから。
心が汚い私。
中身も外見もキレイになりたい。